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最近では、飛行機の翼に発生する揚力の説明が間違っているのではとの論争も巻き起こっています(ベルヌーイの原理で説明されてきたが矛盾も出るので、コアンダ効果で説明すれば矛盾点が無いのではと言われ始めています)。 科学万能時代としては信じられない話しですが、流体抵抗がなぜ発生するのか詳細までは分っていません。そう言えば、重力と他の力との関係性が分かっていないのには驚き。電磁気力等の他の力との関係性が解れば、超統一場理論が完結できる。意外と人類の科学力ってそんな程度かも。

世界広しとは言え、そんな科学を万能と信じているのは日本民族だけだそうだ。警察やFBIが超能力捜査官を使うなど欧米は、まだ科学と神秘主義が混沌とした社会らしい。 そもそも、自然科学は自然哲学と言われて、キリスト教から派生した学問だ。彼の有名なアイザック・ニュートンが、錬金術を真剣に研究していた事実を知る日本人は少ない。 現代文明の基本となるゼロの発見がなされたのは古代インドで、仏教理論にある「空仮中の三諦」の概念の空から来ている。残念ながら日本は、明治維新と言うフィルターを通して、西欧文明から唯物主義と拝金主義と言う側面だけを輸入してしまった。

100年前の魔法は現代の科学、現代の魔法は100年後の科学なんて諺がありますが、今オカルト・グッズとか言われている省エネ、パワーアップ関連用品は白い目で見られています。 しかし世間には、従来の科学技術では説明しきれない怪しげな技術が沢山ありそうです。明治維新より追いつけ追い越せと欧米を見つめてきた日本とは逆に、インド、アジアに進出したヨーロッパ列強はアジアの不思議な鍛造技術に巡り会います。 すでに、中世に於いて十字軍がサラセン帝国の使用していたダマスカス鋼(正式にはウーツ鋼で、ルーツは多分、ヒッタイト由来の鋼技術)の切れ味の凄い刀に悩まされた経験が有りました。そのダマスカス鋼の製法も200年前に途絶えて再現が出来なくなっています。 近世においてもインドのアショカ・ピラーや正宗などの日本刀と出会い 、アジアの不思議な鍛造技術に目を見張りました。


<鎌倉末期か室町初期に鎌倉の長谷辺りで鍛造されたと言われている作品。蒙古襲来時に、モンゴル兵の甲冑を切断出切る様に開発された相州伝特有の、錆びにくく強靭で超軽量な鋼で出来ている。ヒッタイト王からエジプトのツタンカーメン王に送られた鉄のナイフも錆びないらしいので、仏教伝来と共に伝えられた中近東を源とする鋼の製法かもしれない。残念ながら、江戸時代にこの製法は伝えられず、量産しやすく重い玉鋼に取って替わられてしまった。八代将軍吉宗が多くの刀鍛冶にこの鋼の再現を命じたが、見事に失敗に終わっている。>

これらのアジアの不思議な錆びにくく、軽くて強靭な鍛造品と出合った欧米の科学者が、合金にして模造したのがステンレス鋼でした(純粋な鋼としては未だに成功していない)。どちらにしてもヨーロッパ車が、国産車より安心して高速走行できるのは、アジアの不思議な技術に触発され、優れた性質を金属材料に与えているからかもしれません。

例えば、、ロータリー以外の国産水冷マシンは苦戦の連続だが、ポルシェは空冷エンジンでルマンを楽々完走していたとか(単に強力な油冷システムを持っているだけかも)、 信じられない位、速いのですが事故る時は飛行機の様に必ず空を飛んでしまうレーシングチームがあるとか(単に空力設計が下手だけなのかも)、往復運動が基本のピストン・エンジンがタービンではあるまいし、20,000rpm近くも回るF1とか(単にフルチタンパーツを使うと簡単なのかも)、 馬力制限で吸気管径を絞ったWRCカーの走りが500馬力近いとか(単にボディーを軽くしているだけかも)、ダートを走りながらボディーの汚れが少ないヨーロッパ製WRCカーとか(単に良質なワックスを持っているだけかも)、 柔らかいくせにコーナーで踏ん張れるヨーロッパ車の猫足とか(中世貴族の馬車の伝統技術かも)とか。

当ホームページの お客さまレポートには、自動車メーカー技術関係者(弊社の個人ユーザー)の使用レポートも掲載しております。 また、こちらはBMのユーザーが面白い報告をご自分のホームページに書かれています。

類似パワーアップ・グッズの販売に携わる方達は異業種からの参入が殆どで、理工系の知識がないために、マイナスイオン(マイナスイオンはダクトの外から内部に進入できません)、 宇宙エネルギー、タキオンだなんて説明をしたり、企業秘密だなんて逃げてしまうので、オカルト・グッズと言われてしまいます。 おせっかいではありますが、世の中に氾濫するオカルト・グッズ類の理解への唯一の入り口は量子力学(古典力学では説明不能)しか無いと思いますが、少しここで量子力学のお勉強をしてみましょう。

以下は、難しい量子力学の話が出てきますが、概略だけでも掴んでください。(アインシュタインも量子力学は嫌いだった)!

金属結晶構造内部に発生させた歪みエネルギーが空気やガス、オイルの原子振動、スピンを制約して振動エネルギーレベルを下げ、量子化して超流動に似た状態にします。 その結果、数学上のテーマだったダランベ−ル・パラドックスの理論が現実として考えられるのです。

注釈 量子化とは、古典力学で計算される量を量子力学の概念で表す事です。自動車工学では、すべて古典力学で計算されています。 何も自動車工学が昔の技術と言う訳ではなくて、日常生活の物の大きさのスケールでは古典力学があてはまると言うことです。物性を考えるとかのテーマとなると、原子とかミクロのスケールで考えねばならなくなります。 ミクロの世界では、粒子(物質)も波の性質を持ち合わせていると考えねばならない場合が多々出てきます。

最初に物質の波動性に気が付いたのはド・ブロイと言う人で、その人にちなんで物質波の事をド・ブロイ波と呼びます。 例えば、マクスウェルが光を電場と磁場の横波の電磁波としましたが、アインシュタイン(1879-1955)はE=hv(E=エネルギー、h=プランク定数、v=振動数)の式から粒子としての働きを持つ光子とも考えました。 ド・ブロイ(1892-1988)は、このアインシュタインの理論をヒントに粒子も波の性質があるのではと考えて物質波の概念を立てました。

粒子も波であるとすると、当然に波長も計算できる事になります。波としての振動エネルギーは振動数に比例しますので、振動数が小さくなると波長が長くなる事が計算から出てきます。

ド・ブロイ波の波長はλ=h/p、またはλ=c/(e/h)と計算できます(λ=波長、h=プランク定数、p=運動量、e=エネルギー、c=光速)。

以上、物体をミクロで見ると、粒子と波としての両方の性質を持ち合わせています。 その波の方に注目すると振動エネルギーレベルを下げれば、波の性質が大きくなり障害物を乗り越えやすくなります(波の性質が大きくなれば、複雑な凹凸のあるインテイクや排気管内部を吸気排気が流れやすくなる)。

波長の短いガンマ線、x線、紫外線が高い振動エネルギーで、衝突した物質の分子を破壊、変質、劣化させたりするのは物体同士がぶつかる自動車事故みたいな現象です。 音波と言ってもソナーで使われる波長の短い超音波や高音が壁で干渉、反射するのもピンポン玉が壁で跳ね返るのと同じ粒子的な現象で、音子とも呼ばれる場合があります。 逆に波長の長い遠赤外線が大きな透過力で体の芯から暖めたり、ステレオの重低音がコンクリートの壁を抜けて外に漏れたりするのは、波の性質を持っているからです。 この様な現象は、我々も日常で経験していて理解しやすいはずです。

注釈 超流動とは、液体ヘリウムの極低温下における流体抵抗が無くなる現象です。 ヘリウム4の超流動現象は、陽子、中性子、電子と言うフェルミ粒子(陽子、中性子、電子等のスピンが1/2の値を持つ物質粒子)から出来ていて、それぞれが二個づつのスピン方向が逆のペアで構成され、 見かけ上、スピンは打ち消しあって0となるボーズ粒子(代表的なのは光子でスピンが0,1,2、、、と整数の値を持つ)だから臨界温度以下でボーズ、アインシュタイン凝縮を起こして超流動が起きると説明できたのです。

スタンフォード大学のダグラス・オシェロフ教授(1996年にノーベル物理学賞受賞)が発見した、ヘリウム3の極低温下における流体抵抗が無くなる現象は、フェルミ粒子による超流動ですので衝撃的な大発見となりました。 フェルミ粒子には、一緒に同じ状態では共存できないという「パウリの排他原理」が成り立ちます(ボーズ、アインシュタイン凝縮は起きない)。 「パウリの排他原理」は、物体などの物性(流体抵抗も物性の示す性質の一つですが、未だに抵抗の起きる本質は科学的に全部解明されていない))を説明するのに重要です。 このフェルミ粒子であるヘリウム3が、超流動現象を起こすのを理論で説明するのに科学者は頭を悩ましています。どちらにしても流体抵抗は、原子の振動エネルギーと密接な関係が有ると考えられています。

空気や排気ガスを構成する粒子は当然フェルミ粒子ですが、ある方法で振動エネルギーを押えれば近似的超流動を起こす可能性がある訳です。



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