<2016/10/5>弊社お客様のマイクロフロンΠとマイクロセラをエアコンに添加する実験を紹介いたします!

これがエアコンオイル注入器

エアコンオイル、フロン、セラ混合物を充填

インタークーラーの裏にある充填用バルブ

注入器を充填用バルブを接続し圧入する
前々からエアコンの保護や不調の改善、パワーアップの為に弊社オイル添加剤がエアコンオイルに添加できないかはお客様や弊社の長年の興味あるテーマであった。

静岡県在住の弊社の永いお付き合いのお客様で、観光バスの電装やエアコンのメンテナンスをしているベテランの方から連絡があり、自分の車で酷使されて性能の低下したエアコンにマイクロフロンΠ、マイクロセラの添加する実験をしている由の連絡があった。そのきっかけは、以前所有していたR32のエアコンのコンプレッサーがロックしかけた時に、応急処置としてコンプレッサーオイルにマイクロフロンΠ、マイクロセラに混ぜエアコン・ラインに添加した所、症状が嘘のように治った経験からだそうだ。おまけに、ガス漏れの原因にもなっていたコンデンサーにあったピンホールも、マイクロフロンΠ、マイクロセラがチクソトロピー効果で塞いでくれたせいか、ガス漏れも完全に止まったとの事。

話はそれるが、その方の紹介で既に静岡県の何社かの観光バス会社でディーゼルエンジン・オイル用添加剤としてマイクロフロンΠ、マイクロセラを使っていただいており、社長さんや運転手さんも含めて、エンジンの耐久性が上がった、サービスエリアでの休憩中のエンジン騒音が静かになった、登坂車線での速度が向上した等好評を頂いている。

勿論、ご自分の車だけでなく知り合いの小型車のカーエアコンにも添加してみているとの事である。添加量に関しても現在探っている所だが、摂りあえずマクロフロンΠ、マイクロセラをそれぞれ添付の計量スプーン3杯づつ合計6杯にしているそうだ。エアコンの不具合の程度によるので全車100%までとは言えないが、70〜80%位の割合では効果が出ているので、東京まで出向く時には添加実験を見せて差し上げますとのご好意の提案があった。

弊社としてもエアコン関係は馴染みが無く不慣れなので、エアコンの専門家が注入方法も含めて実験を見せていただけるとの事で快諾しお願いした。弊社で用意した車はインプレッサSTIで、特にエアコンの不調は感じていなかった。しかしながら、エンジン・ルームを見せると即、エアコンにはかなり負担が掛かっていて、このままでは近いうちに最悪のケースではロックして修理が必要な状態だと断言され一同びっくりした。そのベテランの方の指摘では、エアコンのコンプレッサーから既に出ている擦れる音と、プーリーに電磁クラッチの摩擦による粉が付着し茶色に変色しているとの事だ。プロの耳と目の確かさには脱帽した次第である。

大掛かりな装置が要るのかと思いきや、エアコンオイル注入器と言う金属製の注射器の親分みたいな物と、エアコンオイルとマイクロフロンΠ、セラを混合して作った添加剤が入った小瓶だけだった。注入する箇所はインタークーラーの背後にある配管にあるプラスチック製のキャップが被さっているバルブだそうだ。冷えた冷媒が出て行く方のパイプにある低圧側バルブを使うが、これは熱い冷媒が通る配管に付いている高圧側バルブをエアコン・オイルの注入に使うと危険との事、ハハーンと経験に裏付けられたお話を感心して聞いた次第だ。

注入器の接続はエンジン停止時に行い、その後エンジンを始動しエアコンを作動させている状態で、配管に繋いでいる注入器のピストンを少しづつ押して、じわじわとエアコンのパイプのラインにエアコンオイルにマイクロフロンΠ、マイクロセラを混合された添加剤を注入して行く。あわてて一気に押し込むと、故障の原因になるリスクがあるとの説明があった。注入後は一時間ほどエアコンを作動させて下さいとのアドバイスがあったので、その方を東京駅まで送りながら様子を見た。エアコンのコンプレッサーのシュルルルーと言う音も消え、エンジン・ルームからの音も静かになった感じがし、車の加速も軽くなっているのでコンプレッサー内部の摩擦抵抗が減っているのではと感じている。また停車中のアイドリング状態での車の下に垂れる水の量が、以前は気が付かない程少なかったのに今回は多量に流れ出している。これは冷却効果も向上している証拠ではないだろうか。

今回のエアコンに対するマイクロフロンΠ、マイクロセラの添加はあくまでも弊社お客様が行った実験であり、これらの用途にマイクロフロンΠ、マイクロセラが適する事をお知らせするものではありません。現在の所マイクロフロンΠ、マイクロセラはエアコン用の添加は想定して販売をしておりませんので、実験される場合はくれぐれも自己責任にてお願いをいたします。エアコンのラインには高温、高圧の箇所もあり、講習を受けた専門家でないと添加作業は危険を伴う場合もありますのでご注意ください。


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