注入後は
← 20分くらいアイドリ ングさせて,エンジン オイルと混合させる。 この間は回転を上げな いようにする。注入前 に油温を65℃以上にし ておくと,よく拡散さ れる。




 このときに真空チャンバを使っている が,これがないユーザーでも混合用の乳 鉢を使うことで混合が可能になる。オイ ルと固体潤滑剤を混合するのに推奨され ている方法だ。かき混ぜ棒を使うことに より,その先端と乳鉢の内側が面接触す ることで粉のなかの空気を押し出すこと ができる。入念にすりつぶした粉は,ガ ラス容器に入れて2〜3日経っても底に 沈殿する粉がほとんどなく,よく混ざっ ていることがわかった。
混ぜて注入する
 デモカーは新車から17年目を迎えたマ ツダ・ルーチェ V6ターボ。固体潤滑剤 を練るのにエンジンオイルを使ってもよ いが,マイクロフロンΠとマイクロセラ のそれぞれを練るのにメタルチューニン グを使った。
メタルチューニングは200と500cc,1
Lと5Lの4種類の容器で販売されてお り,9450円の1Lがコスト的にも使いや すい容量だろう。金属摩擦面の熱の発生 がどうしたら低減できるかということに 着目して,物理的処理による摩擦熱低減 がめざされたもので,潤滑のための化学 薬品はいっさい含まれていない。
 デフオイルの発熱が大きい4WDのデ フにメタルチューニングを使用してみた ところ,127℃まで上昇していたハイポ イドギアオイルが98℃まで低下したこと で,その効果も確認できた。 今回の使い方は,始めにマイクロセラ を4g練って100ccのメタルチューニン グに溶かして注入した。注入前にエンジ オイル温度を85℃まで上昇させてから注 入して,30分以上アイドリングを行なっ た。150kmほど走行した後,同様に油温 を上げた状態で5gのマイクロフロンU とメタルチューニングを練り,100ccの
228 自動車工学・2004年2月号
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