<2015/9/10>イヌ・ネコより乙姫だ!

お役目が終わったガラ系携帯電話

遅まきながら導入したスマホ
イヌかネコか乙姫かと言われれば、畜生より若い娘の乙姫が良いに決まっているとは不良オヤジのセリフかもしれない。ここでお話したいのは、不良オヤジの哲学ではなく携帯電話の事である。

長年愛用してきたガラ系携帯電話ではあったが、遂に最近スマホに換えた。Bluetooth搭載のガラ系で何の不便もなくスマホにしなければならない理由も特になかったので、6年10ヶ月愛用してしまった。不思議な事に電池は一回も交換した事はなく、最近でも1時間半以上の長電話も可能だったので、電池の寿命が尽きるまでと実験を兼ねて使っていたが、遂に液晶画面の枠が剥がれたりしてきたので、どうせ買い換えるのならスマホにしてみようとの単純な理由からだった。何故電池 がこんなに長持ちしたかは解らないが、たまたま出来の良い電池だったのか、それとも余ったロゴ・タイプを愛嬌で電池に貼ったせいかそれは不明である(ロゴ・タイプは電池用ではないので、真似される場合は自己責任でお願いします!)。

ガラ系交換車のコマーシャルは面白く見ていたのだが、契約している電話会社は以前から乙姫社だったので、今回も白イヌ社やボス・ネコ社ではなく乙姫社にした!機種は「喰いかけリンゴ印」にしたが、理由は若い頃から使っているパソコンが「喰いかけリンゴ印」だったせいかもしれない。その昔のパソコン・ユーザーはリンゴ印派と窓印派に分かれていて、政治団体か宗教団体程の対抗意識があったのだ。

そもそも当方は「天の邪鬼」のせいか、トップ・ブランドのスイス製王冠時計やドイツ製の車は買った事はない、と言うより買うお金が無かったのが正解か。それである時期から、どちらかと言うと窓印派に押され気味になってしまった「喰いかけリンゴ印」のパソコンを使い続けていたが、仲間の射撃関係者達がリンゴ印派だったせいもあった。これには訳があって、当時米国の装弾の初速、各距離におる残存速度とエネルギー、落下量を網羅した弾道データーブックが「喰いかけリンゴ印」用のみで用意されていた事もある。

「喰いかけリンゴ印」のパソコンのOSはゼロックス社が開発したUNIXを継承しているので、とてもスマートで使い勝手も良く、特にデーターの保存は画面上でいとも簡単だった(GUI:グラフィカル・ユーザーインターフェース)。ハンズへの納品書も、ファイルメーカーと沖電気製の水平プリンターで簡単に金額を自動計算して打ち出す事が出来た。その頃、プリンターで打ち出した納品書を使う納品業者ではまだ大手のみで、零細中小企業の中では当方が一番早かったと思う。まさにオフィス・オートメーションとの言葉が流行りだした時期だが、「喰いかけリンゴ印」のパソコンを使えば個人レベルで最前線のトップを走れたのである。

しかしながらそのリンゴ社も創業者が去り、清涼飲料水会社から来た経営者に替わると、OSがバージョンアップされる度に使い勝手の悪いシステムになり、結局は微小ソフト社の窓印のパソコンを使うハメになった。微小ソフト社のOSは(CUI:キャラクターベイスド・インターフェース)を無理やり建て増ししてGUIライクにしたので、社名とは正反対に巨大なソフトになってしまったが、社名は変更せずにそのままだった。建て増し、増改築を続けた為に当初はバグも多く、当方の友人で窓印派の大学の教授の悪戦苦闘ぶりからすると、フリーズやデーター消滅、再インストールで全世界レベルで見ると、人類の失った労力と時間は莫大だったのではなかろうか。結果論からすると仏典の「六窓一猿」、旧約聖書の「アダムの知恵のリンゴ」の予言通りになってしまった。

  その昔、パソコンが発売された当時の我々の選択肢は米国製「喰いかけリンゴ印」の「リンゴU」か、国産大手電機メーカー各社のBASIC動く機種だった。30年以上も前の事で定かではないが、記憶を辿ると最初に購入したパソコンはエプソン社のラップトップとNEC社のPC6000だったと思う。当時PC8000が主流だったが、当方にとっては「リンゴU」やPC8000は高嶺の花で、とても手の出せる代物ではなかった。そこうする内に手頃な価格のデスクトップのPC6000が発売され購入したと思う。

当時の私は山梨県の猟友会に仲間入りしイノシシ狩に夢中だったので、大型のイノシシに遭遇しても散弾銃から一発で仕留められる ライフルド・スラッグと呼ばれる、空中で回転して飛ぶ為の旋回溝を刻んである一粒弾の改良にいそしんでいた(従来のスラッグ弾で大型イノシシを撃つのには逆襲される恐れもあった)。当時のスラッグ弾の狙って当たる射程距離はせいぜい20〜30Mで、イノシシの頭や肩辺りの固い所に命中しても鉛製の弾は潰れて、ガム状にベッタリと張り付く代物だった。このスラッグ弾の改良には、空力バランスにかなりの計算量が必要だったが、PC6000とBASICで最良の答えが得られる様になった。しかし計算結果が出るのには、CPUが8ビットなのとインタープリターBASICだったので、一晩中掛かっていた記憶がある。

随分と回りくどい言い訳になってしまったが、簡単に言うと携帯電話をガラ系から、「リンゴ社」の天才創業者が戻って来て開発した「喰いかけリンゴ印」のスマホにしたとの簡単なご報告だけでした。


【マイクロフロン2】 【マイクロセラ】 【METAL TUNING】
【乳鉢セット】 【PASS FILTER】 【添加剤】 【POWER ACCELATER】 【無料パワーチェック】
【CHALLENGE】 【お客様レポート】【リンク】 【注文方法】 【NEWS】【HOME】



Copyright (C) 1999 PowerhouseAccele Co., Ltd. All Rights Reserved.