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前後に駆動用モーター装備の三菱アウトランダーPHEV |
![]() 多目的なワゴンとして使えるロング・ボディー |
![]() 4B11 MIVEC2000cc 87PSエンジンと発電機! |
![]() リア・シートを外せば180cm以上の身長でも寝られる!
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オプションで1500WのAC100V電源が二箇所に装備! |
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車内でも余裕の電力で電気釜でご飯が炊ける! |
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九十九里 のハーブガーデンまでドライブ |
![]() 富津海岸までドライブ |
![]() 九十九里往復ではガックリする程の燃費! |
![]() 三種混合添加のお陰か、16km/l台を回復!
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![]() アウトランダーPHEVの燃費データー偽装事件で、三菱自動車の販売店の営業マンからお詫びの挨拶があったが、この車の実質的な燃費には皆様にも興味がある事と思う。PHEVと言う仕様からすると、実質燃費にはガッカリするかもしれないが、この車は本格的な四輪駆動車だから、私個人の感想としては良しとしている。車の良し悪しは燃費だけでは決められないのは当たり前なのに、僅かな燃費データーの差だけにこだわる自動車メーカーやユーザーには大いに問題ありだ。 私にとって三菱車に乗るのは初めての経験であるが、以前持っていた三菱車に対するイメージとはかなり異なる車作りである。軍用車両のジープから始まって、パリダカで名を馳せたパジェロを世に出しただけあって、ボディー剛性はかなりのものでコーナーやギャップでも捩れは感じない。GTカーのごとくステアリングの遊びはゼロで、ヨーロッパ車に慣れている当方にとっても違和感や不安を感じない。ただし国産車の遊びの大きなステアリングに慣れている方には、少々冷や汗物かもしれない。この鋭いステアリング特性は、危険を察知した時の衝突回避にはとても大切であるが、高速道路では常に頭に入れておかないと、事故回避の時にハンドルを切りすぎてスピンをしかねない。しかし慣れてしまうと、この俊敏なハンドリング特性がないと、とても不安になってしまう。アウトランダーPHEVのハンドリングは、以前乗っていたマセラティを思い出させる程鋭敏に反応する。最初にマセラティを運転した時などは、首都高速の連続したコーナーでは慣れるまで手に汗を握ってしまったが、お陰で間一髪で衝突を避けられた経験がある。 ブレーキの制動力も国産車にしては「真綿で締める」がごとく、なかなか優秀である(何故か理由は解らないが、岡崎で鋳造されたディスクが欧州製に近いブレーキのタッチが出せる)。ロング・ボディーのせいか高速道路での直進安定性も良く、足回りに関しては車線変更でも不安はないので、昔乗った事があるFRのポルシェ928を思い出してしまった。もっとも100km/h前後での話しであり、ブレーキ・ローターの直径をあと2〜3cm大きくしてくれれば、エンジンの動力性能は別として、ドイツ車など不要な程の完成度を持つ国産車になる筈だ。 ただし、マイナーチェンジ後のモデルでは、国産車に慣れ親しんだ方に合わせたかどうか知らないが、市街地走行に関してのハンドリングはかなり甘い味付けとなってしまって、当方にとっては魅力半減である。 ついでに今話題のeKワゴンの話をさせてもらうが、三菱自動車の営業マンが乗って来た旧モデルの営業車に試乗させてもらった事がある。麻布界隈の坂道もぐいぐい登るので思わず「この車はターボ搭載していないよね」と聞いてしまった。アウトランダーPHEVと同じ感覚のボディー剛性、シャープなハンドリングとブレーキのタッチに、流石にランエボでラリーを手がけていた車メーカーだけはあると唸ってしまった。しかしながら、現行のモデルは燃費重視で燃料を絞ってしまい、芝浦の運河に掛かる橋の登りでも苦労する程トルクが細くなってしまっている。所詮、三菱特有の頑丈で重いボディーと660ccと言う小さな排気量のエンジンのコンビネーションに、燃費重視のセッティングを施すのは馬鹿げた事なのが判る。昔、三菱が作ったゼロ戦も、軍部による20mm機関砲(旧陸軍や欧米で標準の12.7mmまでは機銃で、それ以上の口径では機関砲と呼ぶ)の重武装と過大な航続距離の要求の中、完成したと言う似た歴史がある。この時は堀越技師による機体設計の血の滲む努力と中島飛行機製のエンジンで両立できた。皮肉にも中島飛行機の血筋を引くのが現在の日産自動車であるから、歴史は繰り返すと言う事か。そんな訳で中古の軽カーを狙うなら、旧モデルのマニュアル・ミッション搭載のeKワゴンだろう。マニュアル・ミッション仕様にするだけで、伝達効率が20%向上するからトルコン・モデルなら800ccに相当する走りをする筈だ。 ![]() 軽カーの3気筒エンジンには辛口の当方ではあるが、以前実用化されていた某社の筒内噴射の660cc3気筒エンジンでは、系列会社で作っていたハイブリット・カーを凌駕して困る程の燃費をマークした事もあったらしい。ここで誤解して欲しくないのだが、筒内噴射がベストと言う事ではない。筒内噴射ではガソリンが気化する為の時間が十分取れないので、混じりけの無い揮発性が良好なガソリンを必要とするのだ(従って、法的に4%まで混入物が許される市販ガソリンではガソリン添加剤を使って改質すべきだ)。今回の三菱自動車の燃費改ざんの件であるが、前述のごとく優れたボディーや足回りの設計技術、三菱電機の助けもあったかも知れないが、モーターとリンクするエンジンのずば抜けた電子制御技術を持っていたのだから、少々燃費で他社に負けているからといって設計開発部門にプレッシャーを掛ける必要など無かったと感じる。そもそもエンジンの開発技術だけで言えば、F1やバイクの国際レースで生き抜いてきた他社には敵う筈もない。パリダカだけでなくジープや戦車など戦闘車両を得意とする系列なのだから、その電子制御技術やタフさを好きなユーザーも沢山いるのを上層部が気が付かなかっただけではなかろうか。己を良く知り、見栄を張らずに正々堂々と生きて行く事が如何に大事かを思い知らされる出来事であった。「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」とは何処かで聞いた事のある言葉ではあるが、人類は紀元前より既に気付いていた英知なのに、最高学府で学んでいたであろう方々が知らなかった筈はない。 |
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