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![]() それでも微々たる出力で、通話距離が期待していたより短いと感じたりする場合もあるが、誰でも免許不要で気軽に買える値段の特小トランシーバーを再考してみてはどうだろうか。 勿論、遠距離通話は現在では携帯電話があるし、そんなに遠距離の通話をトランシーバーに求める時代ではなくなっている。 震災時には携帯電話は不通になるなど、文明の利器には落とし穴もあるので、家族や友人同士で複数台持っていると、いざと言う時も安心である。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() アンテナ材料は、針金と洗濯屋でくれる針金ハンガーを利用した簡単な物だが、結果は意外な程で受信可能距離は倍近くに伸びている。 例えばIC-R5を相手方とこちらの双方に置き、お互いの特小トランシーバーからは異なった送信チャンネルで送信すれば、電話みたいな同時相互通話が出来、通話距離も稼げる筈だ。 ただ、八木アンテナはレーダーに使われた位に指向性が強く、方向が合わないと効率はかえってガタ落ちになる。 従って移動している相手からの受信には向いていないのでやや離れた固定局同士に限定される。 電波の来る方向に置く針金(導波器)は長さ28cmの針金、レシーバーの後ろに置く太めの針金(反射器)は長さ36cmで間隔は33cmにし、間隔を簡単に調整できるロート台にガムテープで貼り付けただけの簡単な物。 レシーバーは導波器から13cm、反射器から20cmの所に置く(写真では間隔が逆になってしまった)。反射器は導波器と同じ一本の針金でも可だが、より反射効率の良いダイポール型にしてみた。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() 3月11日の震災の後、全国的に電話が通じずに大混乱に陥いった。携帯電話の普及で廃れていたトランシーバーだが、災害時に最も頼りになる。当方の住む高層マンションでは、地震の揺れでエレベーターがストップしたが、携帯電話による防災、警備を考えていた管理会社に、災害時には役に立たないと説得し、送信出力5Wの業務用トランシーバーを用意させていたのが今回は幸いした。その業務用トランシーバーは、米軍や県警で実績のあるモトローラ製の強力な物だが、電波法により誰でも簡単に持てる代物ではない。 ところが諦めるのは早い、誰でも無免許で買える特少と称されるトランシーバーがあったのだ。出力こそ0.01Wと、業務用の1/500に過ぎないが、使ってみるとなかなか大した働きをする。 受信回路も一昔前では、海外放送を聞く専門のラジオに採用されていた、ダブル・スーパーヘテロダインなんてのが、当たり前に使われているのだ。 無線の通信可能な距離は、出力で決まると思われるが、前述の通り、1.環境、2.アンテナ、3.出力、4.機器の順なのだ。マニアの中には、山頂に登ってどれだけ遠くの局と話せるかに挑戦している方もいて、 何と数百kmの距離で話せる場合もあるらしい。 勿論、どこでもそんな長距離通信が出来る訳はないので、建物が多い市街地では数百mが限度になる。しかしながら、建物がまばらな郊外になると1〜2kmは楽勝で話せる。 また、市街地でも高い建物の屋上からだとかなりの距離を稼げる。更に便利なのは、レピーター(中継器)機能を搭載したトランシーバーもあって、これをアンテナ代わりに高い所に設置しておくと、 下手な業務用無線より通話距離が稼げる事がある。 いざ、特小トランシーバーを買おうとするとピンからキリまで各種売られいる。通話距離重視しで選ぶなら、上記の要な値段が安い特売品は避け、1/4波長のなるべく長いアンテナを装備している機種が良い。大げさな言い方をすると、これなら0.2W程度のアマチュア無線用と比べ、リッターカーに対して軽カー位の働きはしてくれる。1/4波長のなるべく長いアンテナを装備しているユピテルCT-570が値段もお手頃で性能も良かったが、現在7では生産中止になったのが残念だ。 通話距離を延ばす奥の手だが、マニアの間で「八木モドキ」と言われる、トランシーバーの両脇に2本の針金を立てる方法がある。 これは、無線機を改造していないので違法か合法かで論争が起きたが、違法だと言う結果に落ち着いたらしい。 ただし、刑法では緊急避難と言う概念があって、ある違法行為によって被る損失より、それによって守れる権利が大きい場合は、これを罰しない大原則があるので、遭難事や災害時に、自己または他人の生命財産を守るのに役に立つ知恵だと思う。針金があれば、適切な長さに切って地面や台の上に立てれば良く、方向性はあるが通話距離で5割増しから倍程度は軽く稼げる筈だ。 |
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![]() 10mWと微弱な送信出力とアンテナの変更が認められていない特小トランシーバーだが、レピーター機能を持つ機種があるので、それを中継器として高い所に設置すれば、高所にアンテナを設置するのと同じ事になる。 そもそも、強力な業務用トランシーバーは、上空からとかビルの高階層からの送信が禁止されているが、無免許運営が出来る特小ではその制限はない。 従って、中継器を山頂や高いビルの屋上に設置すれば、その微弱な送信出力でもかなり活躍できるのではと考えた。 試しに高層ビルの立ち並ぶ都心ではあるが、DJ-R100Dを高い所にを持って行って中継器にすると、見通し出来る場所だと通信距離は数kmにも達した。これは、山手線の半径にも相当するので、防災連絡用としては十分である。 ただし、屋外での中継器の設置には幾つかの問題をクリアーせねばならない。まず、高所での電源確保と、その電源が停電しても通信機能を保持できる必要がある。また、雨や直射日光にさらされるので、強靭な全天候型のボディーが要求される。これらの諸条件を調べてみると、アルインコ社のDJ-R100Dは、中継器の機能を持つと共に、外部電源がダウンしても、自動的に内蔵されているバッテリーで駆動できるフローティング充電システムが使われている。ボディーも防水性があり、野外中継用としては最適である。 防水性のボディーを持つDJ-R100Dではあっても、外部電源からの配線部を雨から守る必要がある。そこで秋葉原に防水ボックスを探しに行くと、エスエス無線さんで、丁度手頃な物が見つかった。早速買い求め、側面に電源ケーブルを引き込む穴をあけて、ケーブルとケースの穴の隙間から雨水が入らない様にネジ式のスリーブを取り付けた。電源ケーブルは耐気候製の高い特殊被服の物を選ばないと、野外での常設には耐えられない。箱の中だが、DJ-R100Dと充電器とタイラップで固定し、耐熱性両面テープで台にもなっている充電器をケースの底に固定した。 中継器の子機として、手持ちの特小では対応していないので、中継器対応のDJ-CH27、DJ-R20Dを買い求めた。DJ-CH27は新製品で非常にコンパクト軽量、リチウム・イオン電池と充電器が標準でパックされていながら、販売価格はリーズナブルである。後に遠距離通信と中継器としての機能で人気のあるDJ-R20Dも買い足した。持ち歩きには、軽量小型なDJ-CH27は便利で受信感度も合格点だ。しかし、流石に数百km間での通信記録を持つDJ-R20Dの受信感度には敬服した。同じ場所に受信感度で優れるユピテルCT-570を置いても、CT-570で受信できない程、遠くの微弱な会話の交信もDJ-R20Dでは聞き取れてしまった。 DJ-R20Dはボディの設計にラフな点は感じるが、価格も手頃で高機能の割に扱い易く、それ自体も中継器として使えるので、流石にベストセラーの特小トランシーバーと感じた。 通信網が切断されている被災地では、特小の中継器をロケーションの良い所に設置すれば、かなり活躍すると思われる。問題は電源だが、たまたま自動車用バッテリー電源上がりを防ぐ太陽電池が手元にあるので、今度は太陽電池と小型密閉式鉛バッテリーを使った電源自立型の中継器システムを作ってみたい。 |
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![]() 手持ちの小型密閉式鉛バッテリー12V-7Ahに、太陽電池を繋いで充電能力を探ってみた。バッテリーは粗満杯の状態で、充電電流は30mAを少々上回っている。 太陽電池の開放発電電圧が19Vも有ったので、過充電にならないかと心配だったが、端子電圧が13Vバッテリーに繋いでみると、その電圧に全く変化は無かった。 密閉型鉛電池の低めとされるフロート充電電圧でも13.8Vだから、過充電にはならないので一安心。 逆に特小トランシーバーを接続した時の消費電力50〜75mAを賄えるか心配になった。 バッテリー電圧が下がってくると、充電電流はもう少し増える筈だから、何とか自立電源にはなると思うが、トランシーバーに接続するミニ・プラグがないので接続実験は出来なかった。 秋葉原で適合するDCプラグを探して実験をしてみるつもりだが、ちょっと気になったのはコストダウンのせいか、逆流防止ダイオードが内蔵されていないのだ。 これでは、日が当らない時はバッテリーから電流が逆流してバッテリー上がりの原因になってしまう。これを防ぐには、ショットキ・ダイオードを太陽電池とバッテリーの間に噛ます必要がある。 ちょっとした事だが、基本中の基本で大事な点である。これは買い置きがあったので、次回は接続するつもりである。 | ![]()
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| ![]() 8Wタイプが4,000円台から販売している会社があったので、すぐにネット注文、翌日には代引きで届いたのには敬服。 薄曇りの今朝、時たま雲間から太陽が顔を出すと、いきなり充電電圧が15V超で驚いた。サイクル充電でも、この電圧では高すぎて過充電になってしまうのではと心配な程の電圧だ。 事実、取説ではバッテリーに直接接続せずに、チャージャーコントローラーを通して充電と書いてある。 充電電流も軽く100mAを超えているので、これなら行けそうだ。最近は、中国製だなんて馬鹿にできない高性能ぶりだ。 逆流防止ダイオード内蔵で、オマケに耐蝕アルミのフレームに防水構造となっているから、ステーさえ用意できれば野外設置が直ちにオッケーなのも気に入った。 さらに高出力タイプも扱っているので、システムさえ自作すれば、結構安いコストで太陽光発電の家ができるかもしれない。 参考にだが、現在の火力発電のコスト20円/kwに対して、大手電機メーカーの太陽光発電システムが平均60円/kwらしい。 最近の太陽電池の性能向上は素晴らしく、製造エネルギーを2年で発電してしまう物も出現しているみたいだ。
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| ![]() 充電電流を見ると100mA前後で推移しているので、満タン充電には半日掛かるが、これなら既存の小さな携帯電話充電用太陽電池なんかは玩具の子供騙しに見える。 ややかさばるものの、15Wも入手したのでこれなら満タン充電には数時間でオッケーだろう。 |
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![]() 当方が愛用するサンヨー・エネループ・バイク用リチウムイオン・バッテリー(CY-EB60)の仕様を見ると25.2Vで5.7Ahの容量を持っている。勿論これはスペック上の値で、満充電時には開放電圧は29V位まで上がる。 12V換算では10Ah以上の容量となるから、非常用電源として身近にあるのは頼もしい。 自動車のシガーソケットから携帯電話を充電するデバイスは、大方ディーゼル車で使う場合も考慮して24Vまで対応している。 回路にDC-DCダウン・コンバーターを内蔵しているので、耐電圧は30V程度まで充分余裕がある筈だ。 ところでバッテリーを外して接続端子部を見ると、何と5個も穴がありプラスとマイナスしか知らない当方としては当惑気味。 それではと自転車に実装しているのと同じ結線にし、走りながらテスターで各電極の電圧を計測してみた。 上記左の写真では黒色部にある端子の穴が良く見えないが、上側に三つ、下側に二つの端子が並んでいる。 100Vからの専用充電器では合計五つの端子すべてに対応する接点が用意されているが、自転車には上側三つに接続する端子しかない。 走りながらの実測では、加速時には右側+端子と真ん中の-端子でモーター用に電力を供給(負荷が大きいと22Vまで電圧が降下する)。 減速時の回生充電用には右側+端子と左側-端子と接続される(充電電圧が最大で27Vまで上がる)。 理屈から言えば、充電用電源としてモーター駆動用の端子から電源を取れば良いのだが、充電器を接続しいざ充電となると電圧が4V前後しか出ない。 バッテリーケースの中には複雑な回路基盤が入っているので、この端子からは安全を期してモーター駆動用のインバーター回路以外に接続すると自動的に遮断するのではと思った。 それではダメ元と、回生充電用の端子に接続すると見事28Vの電圧を維持、携帯電話を元気に充電している。 念の為危険がないか電流計を経由してみたが、160mA前後の電流で推移しているから問題ないだろう。 注意 電動自転車用バッテリーは目的外の使用は認められていません。今回の実験は、あくまでも緊急時に非常用バッテリーとして使えるかどうか可能性を調べただけのものです。 端子の並び順や端子電圧も自転車メーカーによって異なるかも知れませんので、電気知識の無い方がこの使い方をするのは非常に危険を伴います。万が一、電動自転車用バッテリーで携帯電話を充電しなければならない場合は、くれぐれも自己責任にて御願いをいたします。 |
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![]() エネループ・バイクはリチウムイオン・バッテリー(25.2Vで5.7Ah)を搭載している。リチウムイオン・バッテリーは充電方法が難しいと言われ、間違った充電方法だとバッテリーが壊れたり発火してとても危険なバッテリーである。 そこでリチウムイオン・バッテリーの充電方法を調べてみた。まず充電電流が1Cを超えない事となっている。この意味は5.7Ahのバッテリー容量から5.7Aを超えない最大充電電流を守ると言う事を意味する。 また、1セル当たり4.2Vを超えない電圧で充電すると言う二つの条件を満たさねばならないのが判った。 この充電方法は、端子電圧の低い充電初期から途中までは充電電流を5.7A以下に押さえて、後半は1セル当たり4.2Vを超えない充電電圧にするので、前半は定電流、後半は定電圧で充電する方法なのだ。 このバッテリーの電圧は公称で25.2Vなので、単セル3.6Vで7セルとすると丁度計算が合う。そうすると後半での充電電圧は4.2VX7=29.4Vとなる。 勿論この充電方法は、満タン100%充電する時の充電条件なので、70%程度までの充電が出来れば良いとすれば、かなり充電方法が簡単で安全になる。 事実、エンジン・ブレーキではなくモーター・ブレーキ時の回生充電電圧は27Vだった。これは、過充電によるバッテリーのパンクを防ぐ手法であろう。 そこで思いついたのが、 DC-DCステップアップ・コンバーターを使う方法だ。幸い、30Wタイプの自作キットが通販で見つかったので早速ゲット! このステップアップ・コンバーターの回路は比較的シンプルなので、簡単に組み立てが出来た(多少のハンダ付けの慣れは必要)。 恐る恐る、小型密閉型12Vバッテリーを電源とし、DC-DCステップアップ・コンバーター経由でエネループ・バイク用バッテリーに接続。 充電電圧は回生充電電圧と同じ27Vに設定し、充電電流を計測してみた。電流は0.7A前後で、充電が進むと端子電圧の上昇で電流は減少傾向になるのが判った。 ただし、バッテリーが空の状態から27Vで充電すると、30Wしかないステップアップ・コンバーターの容量を超えてしまい、3Aのヒューズが切れてしまう筈だ。 当然、この様な場合は電流計を見ながらステップアップ・コンバーターに付いている出力電圧調整用トリマーを調整し電圧を下げる必要がある。 この問題を解決する方法として、定電流回路を新しく設けるか、この30Wステップアップ・コンバーターを2台用意し並列接続して60Wにする事も考えられる。 一番の正攻法は、12Vをインバーターで100Vにして専用充電器で充電する事だ。しかし、ステップアップ・コンバーター+インバーターではあまりにもロスが多すぎる(効率80%X2台=64%)。 このロスの少ない方法で実験を行ったのは、先行きソーラー発電利用した充電を考えているからだ。 注意 電動自転車用バッテリーの充電には、専用充電器以外の使用は認められていません。今回の実験は、あくまでも緊急時に自動車用12Vバッテリーから充電できるかどうか、可能性を調べただけのものです。端子の並び順や端子電圧も自転車メーカーによって異なるかも知れませんので、電気知識の無い方がこの方法で充電するのは非常に危険を伴います。万が一、電動自転車用バッテリーをこの方法で充電しなければならない場合は、くれぐれも自己責任にて御願いをいたします。 |
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マンションの紫外線防止フィルムを張り付けた二重ガラス経由なので、相当な光エネルギーロスをしている筈だが1A弱の充電電流をマークできた。直射日光なら30%アップ以上は期待できるだろう。
これだけ大きなパネルを自転車の荷台に取り付けて走るのは危ないが、走行時は折りたたんでおけば駐輪時に広げて充電出来ない事は無い。緊急時にこんなシステムがあると、とても安心できるのではないだろうか |
この折りたたみ式ソーラーパネルは、軽キャンパーのサブ・バッテリー充電用にも便利ではと思う。炎天下の直射日光なら数Aの充電電流は確保出来るだろうから、夜間の為の電力に多少は貢献する筈だ。 |
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チャージコントローラーには、夜間とかのソーラーパネルが発電しない時のバッテリーからの逆流電流をカットする機能も付いている。この機能はキャンパー用サブ・バッテリーをメイン・バッテリーと接続する場合にも便利なのではと考えている。オルタネーターやメイン・バッテリーをソーラーパネルと同じ充電電源と考え、ING+12V電源からサブ・バッテリーに接続するのだ。このチャージコントローラーは10A以上は流れないので、電流容量は何とか持つのではと思う。このアイデアは何れ実車で実験してみたい。チャージコントローラーは12V電源取り出し端子も付いているから、使いすぎでバッテリー電圧が下がると、電源を自動的にカットし過放電からバッテリーを守ってくれる安心な機能もある。
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あまりにもチープな中国製非常用DC電源が、果たして使い物になるのか早速テストしてみた。実験に使ったのは、独り寝用70Wホット・カーペットが同じネット・ショップであったので、負荷に丁度良いと同時購入してみた。温度調整が弱、中、強と三段階になっているが、100W対応のDC-ACインバーターとは言え、強では内蔵ブレーカーが働き電源が落ちてしまった。電流を測ると弱で1.5A、中で2.2Aだった。中で計算すると約30Wの消費電力であるのが判明した。 |
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7時間目にバッテリーのインジケーターが黄色になったので実験を中止した。平均電流が2Aとして7時間だから15.4Ahの容量となる。
インジケーターが赤まで使わなかったので、公称容量17.2Ahは粗信じて良いのではないだろうか。本来このDC電源は車載用である。
従って、昨今流行りだしている車中泊には、サブ・バッテリーを搭載する程でない場合は結構便利なのではないだろうか。
冬の車中泊に家庭用ホット・カーペットが使えるかとのテーマを含めての実験だったが、4個買っても2万円で納まり70Ahサブバッテリー搭載と同等容量になるので、
軽キャンパー、家庭用非常電源兼用にもってこいだろう。 | |
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パワーステーションの前面左に付いている充電用ピン・ジャックだが、DC12Vと表示されているのに14V未満の充電電圧では充電中を示すLEDも点灯せず充電電流も流れない。
従って、付属している充電用シガープラグ・コードで車のシガー・ソケットに接続しても充電は出来ない。おかしいと思いつつ、付属の専用AC充電アダプターの電圧を確認すると15Vと表示されており、
テスターで出力電圧を測ると20V近い。従って車のシガー・ソケットから充電するには、DC-ACインバーターで100Vに変換してから、AC充電アダプター経由とせざるを得ない事が判った。 | これを逆手に取れば、17V以上の開放電圧を持つソーラーパネルから充電するにしても、チャージ・コントローラーは不要(チャージコントローラー回路が既に入っているのでは)となる。と言う訳で「60W折りたたみ式ソーラーパネル」を直接、パワーステーションに接続し充電を試みた。遮光フィルムを貼ってある二重ガラスの窓を通して来る太陽光からの発電だが、見事に充電中を示すLEDが点灯し、充電電流も800mAを維持している。 バッテリー残量LEDが赤色まで放電させた後に、直接の太陽光を当てたら2A以上は流れるのではないだろうか。 |
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| ![]() と言う訳で正確なワット数を計算してみる。800ccの水が15℃だったとして、100℃まで上げるのに必要なカロリーは、水1ccを1℃上げるには1cal必要だから総計68000calになる。 沸騰させるのに必要な時間は、カタログにある13分として秒数だと780秒だから、68000cal/780秒となり毎秒87calだ。それを4.2倍すればワット数になるから、 単純計算でも360Wになってしまう。燃焼熱が全て水に伝わる訳は無いので、発熱量の70%が湯沸かしに使われたとすると、アルコールランプの燃焼エネルギーは500Wにも達する。おたー ちっぽけなアルコールランプと言えども侮れないパワーだ。 それに比べると電気エネルギーを蓄えるバッテリーなぞと言う物は、如何に効率の悪いシステムか思い知らされた。 これは電気自動車にも言える事で、一世紀近い歴史を持つ燃焼熱を利用した内燃機関を超えるのは容易な事ではない。 因みにリチウム・イオン電池でさえも蓄えているエネルギー量は、ガソリンの1/100以下にすぎない。もっともモーターの効率は100%に近付いているが、ガソリン・エンジンの熱効率を30%以下と計算しても、まだまだ化石燃料の航続距離には太刀打ちできない。
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アルコールランプに点火し、ポットに約800ccの水を入れて湯沸かしテストをしてみた。10分少々を経過しただけで水が煮えたぎったのには驚き。
コーヒーカップ2杯程度の水ならば、8分前後で沸騰してしまうパワーがある。
これをキャンパーに持ち込めば、サブ・バッテリーの残量がどうのこうのと心配する必要もなくご飯も炊けて、お湯も沸かせる便利グッズである。
勿論、電力を利用するのとは異なり、燃焼によって酸素が消費されるので、窓を開けて換気をしなければ危険なのは常識ではある。
また車内で火を使う以上は、アルポットが安全性に優れているとは言え、いざと言う時の消火用の水はボトルに入れて備えるべきだろう。
そんな若干の用心が必要としても、こんな小型の器具と少量の燃料でお湯が沸かせるとは、燃焼エネルギーの凄さを再度実感した次第である。
ちなみに、このアルポットはJAFの通販で購入した物で、外筒が綺麗に磨かれたオールステンレス製である。
これはJAFオリジナルの企画製品で、他の販売ルートでは塗装されているモデルになってしまうそうだ。
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| ![]() 従来の白熱電球に比べ格段に小さな消費電力のLED電球だが、直流の低い電圧を使用するLEDの関係上、口金内に電圧を下げ直流にする回路があるので発熱ロスが出てしまう(胴体に冷却フィンがある理由)。 最近では、家庭用LED電球型でありながらDC12V専用の省エネタイプが販売されている。 これならインバーターを必要とせず、シガーソケットやポータブルDC12V電源からダイレクトで点灯できる。 実験で使ったLED電球のスペックは、100V仕様が東芝製4.1Wで電球色相当240ルーメン(約20〜30W相当)、DC12V仕様が 日亜化学工業製3.5W420ルーメン(70W相当)となっている。 そこで消費電流を測ってみると、インバーターを経由した100V家庭用LED電球の場合に必要とした電流は800mA、DC12V専用の場合は250mAであった。 明るさから言えば、DC12V専用は100V仕様に比べ約2倍だが、何と消費電流は約1/3で省エネ性が証明された。 車中泊とかでバッテリーの負担は減らしたい場合、DC12V専用がお勧めだ。 だが作業灯として短時間使うのであれば、部屋からLED電球を拝借しインバーター経由で使うと無駄な出費は不要となる。 勿論、車中泊でも800mA程度ならバッテリーでも十分対応できる範囲であるし、電球色と言うのは何ともいえない良い雰囲気も楽しめる筈だ。
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ここで気を付けないといけないのは、12V仕様LED電球の口金が100V仕様と同じ事だ。間違えて12V仕様を100V電源に繋いでしまうと大変危険な事になる。
DC12Vで使うにしても、100V用コンセントに極性を間違えない様に印を付けておくべきだ。
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お勧めを2台を購入し、いざ交信テストをしてみると驚いた性能を持っていた。5Wの出力を持つ業務用トランシーバーでもやっと通じるマンションの5階と地下2階で交信したが軽くクリアーしたのだ。出力はたったの10mWだから、業務用と比べ1/500のパワーにすぎない。出力は法定の10mWだから、受信性能が上がっているのだ。
因みに高所に設置した中継器を経由したら、数kmはある麻布十番とお台場の間で軽々話せた。以前、麻布十番と新宿のビルの屋上で交信できたので、新宿とお台場の間で交信できる事になる。
このモデルは出力切り替えで1mWも選べるので、マンション内で1mWと10mWの交信距離をテストしたが、その距離の差はの20〜30%しかない。
この結果から推定できるのは、5W機に対してDJ-P24の交信可能距離は1/500ではないと言う事だ。無線機の通信距離は出力より受信性能、ロケーションが大事なのだ。
火事場に集まる野次馬が携帯電話で連絡を取るので、近所の携帯電話が繋がりにくくなった経験談が消防団のブログであったので、次の大きな震災も予想される現在、特小トランシーバーも大事な防災グッズの一つだ。
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CBトランシーバーと言うとトラックに搭載されていて、強力な電波を発信する違法な無線機を思い浮かべるが、これはれっきとした合法トランシーバーである。合法なので送信出力は小さく500mWしかないので交信距離は短く、27Mhzと言う周波数から特に市街地では電波の減衰が激しく1kmも飛べば良いほうなのだ。それでトラック野郎達は米国仕様の強力な電波を出すCBトランシーバーを使い出したのだが、合法CBトランシーバーを使う人達にとっては交信を邪魔され、その独特の喋り方も含めイイ迷惑であった。その後の携帯電話の普及で違法CB無線も影を潜め、500mWの合法トランシーバーも活躍の場を取り返している。 当方がCBトランシーバーを引っ張り出してきた経緯だが、昨年の9月に大田区の野鳥公園に行った折、ナショナル製CBトランシーバーRJ480と言う、やや軽めのハンディートランシーバーを持って行ったのだが、電源を入れると奥多摩の山頂と鎌倉の間で行われていた交信を聞く事ができ、興味を持った。ネットでCBトランシーバーの交信距離を調べたら、驚くなかれ北海道や沖縄との交信を楽しんでいる方達が居るのを知った。それでドライブには必ずCBトランシーバーを持参する様に心掛けていたのだが、海岸から東京湾を挟んでせいぜい数十km離れているマニアの方達との交信が限度だった。 それで北海道や沖縄と交信なんて夢の夢かと思っていたが、6月12日に千葉県館山市の海岸でRJ570のスイッチを入れたところ、コールサイン「かみかわEF35」局からのCQが入って来た。発信地を聴いていると北海道士別市との声がハッキリと聞こえてきた。間髪入れず当方のコールサイン「みなとAZ10」で「かみかわEF35」局を呼ぶと、何と当方のコールサインを呼ぶ声が聞こえ、お互いのコールサインと現在地を確認できた。これには大感激、地図で確認すると1200kmの距離を僅か500mWの出力で交信しているのだ。その後も苫小牧市の「いぶりTM360]局が神奈川の局と交信しているのが、ガンガンと入ってきた。Eスポが発生すると関東周辺の局が一斉にCQを出して遠くの局を探しているのが聴こえて来て、とても楽しい一時だった。 世界中の方達とネット経由でテレビ電話が楽しめる時代に、たかだ1200kmの距離で交信できて大感激とは理解できないかもしれない。しかしながら、乾電池を電源とする、たった500mWの出力の40年前の無線機で、日本列島の半分に相当する距離でお互いに直接話が出来るなんて、何とも素晴らしいと思いませんか。丸い地球で水平線の向こうに隠れている相手方と交信できるのは、スポラディックE層と言う電離層が地上100〜150kmに出来ていると反射鏡となり、電波が上空で反射されて見通しの効かない遠くまで届くのだそうだ。 ネットでマニアの方達の愛用している機種を調べると、絶対的にソニー製品が多い。極論を述べる方ではソニー製が遠距離交信には絶対的に有利とするが、ナショナル製しか持ち合わせていない当方でも十分に遠距離交信が出来る事が解った。ナショナル製でもRJ570は受信回路がダブル・スーパーヘテロダインとなっていて、遠距離交信で定評があるリグだが、サブで持っていった軽量なRJ480(秋葉原で3000円台で買った中古品)で聴いてみても、多少感度は劣るも十分に相手方の声は明瞭に聞こえて来た。Eスポさえ出現していれば、シングル・スーパーのトランシーバーでも遠距離交信は可能と考えているので、秋葉原などで中古のCBトランシーバーを見つけたら、買っておくのも楽しみの一つになるのではなかろうか。 |
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