日本車を代表するのは軽カーだと思う。国産普通車のデザインを見ると、ヨーロッパ車(特にイタ車)に較べ、どうしてもこんなに格好悪いデザインしかできないのかと感じるのは私だけでないであろう(ボディー金型をケチったなと勘ぐってしまう)。しかし、軽カーは別格である。日本の軽カーのデザインを見ると自由闊達であり、イタ車でさえ適わない奇抜なデザインもある。日本人には個性が無いと言われれるのが間違いであるのを軽カーが証明している。現在の軽カーのスペックを見ると、日本のモータリゼーションを開いた1100ccエンジン搭載国産大衆車よりボディー幅は大きく、エンジン・パワーも同等である。これからして、軽カーこそ国民車と言わずして何と呼ぶのであろうか。米国市場に合わせた普通車のサイズに対して、日本の国土に合った取り回しの良さと経済性。製造段階での省エネ性等々、エコ中のエコと言われる軽カーの徹底検証を行いたい!

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前述の通り軽カーは時代と環境にマッチしている規格だが、普通車から軽カーに乗り換えられた方の共通の感想は、660ccと言う小排気量エンジンの割りに燃費が悪いとの事ではないだろうか。この理由を考えてみると、エンジンサイズは小さいままでデラックス化と安全性から、普通車並みの重さのボディーになってしまったからと思える。 エンジンは小さければ燃費が良いとは一概に言えない。理想的な気筒容積は、吸排気効率と熱効率の妥協点を取ると330ccになるらしい。燃焼ガスを吐き出し、新鮮な混合気を吸うには燃焼室は小さな方が良い。しかし燃焼室が小さいと、燃料が燃えて発生した熱が逃げやすく熱効率が悪くなる。そんな訳で1気筒当り330ccが良いとの事になるり軽規格だと2気筒が理想的となる。しかし2気筒だと排気音がバタバタと聞こえるし、振動も大きくなる。以前、スバルでは水平対向2気筒の軽用エンジンを計画したらしいが、水平対向にすると振動が相殺されてスムーズに回る。ただ、このプランは多気筒化の流れでボツとなったと聞く。昔、800cc2気筒を搭載したスポーツカーがあったが、小さな空気抵抗と軽い車体も貢献したのか30km/lを超えていた。ただし、排気音は「バタバタ」とバイクみたいだった記憶がある。

そこでこれからの軽カーのコンセプトについての提案だが、水平対向2気筒エンジンを新たに開発搭載する。動弁機構は軽量化とロスを小さくする意味でOHVにする。OHVでもチューニングすると10000rpmを超える回転数のエンジンが幾らでもあったのだから、7000rpm程度までなら充分に追従するはずだ。水平対向にすると縦置きが普通だから、プロペラシャフトを伸ばして4WDにする。変速器がATだと20%もエネルギーをロスするので、イタ車によく見られるメカニカル・オートマッチクにしてはどうだろうか。
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